靴のメンテナンス!・・・保管編。
こんばんわ!
前回に続いてメンテナンスの続編です。
たとえば、久しぶりに靴を履こうと思ったら靴底がぼろぼろと崩れたり・割れたり・ぶよぶよになっていたりを体験したことはありませんか?![]()
ご来店のお客様から最近よく聞くようになりました。そこで今回は靴の持つ性質と特性等を含めお話します。
1)靴の表革(甲部分)は当然皮ですので人間の皮膚と同じように乾燥すればカサカサ状態。湿気が多いとジュクジュクして靴の場合はカビです。
従って・・・・・クリームで適時メンテナンスですね。
2)靴の底(表底と言います)は合成底(発砲ウレタン等が多いです)ですので、化学合成で造られたものです。すべてのものもそうですが、水分は含んでいます。
そこでおこる現象が、「加水分解」です。
加水分解というのは、高温・多湿または乾燥状態のもとでおこります。
*たとえば、大切な靴ということで箱に入れて玄関口の日当たりのよい下駄箱等の近くに置いたとしますと、
乾燥状態・・・・水分がなくなり劣化してネバリ(粘度)がなくなります。そして、ぼろぼろになり歩いてみたら黒い粉状に分解した底材を撒き散らすことになります。あるいは亀裂が入って折れてしまったり。
多湿状態・・・・逆に梅雨時などは水分を吸いすぎて箱の中で蒸れて水が飽和状態になり分解し、こんにゃくのようにぶよぶよの塊のようになります。手で触ると崩れていきます。
以上のような体験をしたことはありませんか?
このような現象は製造上の問題ではありません。
保存の仕方・使用頻度の問題になります。特に対象となる靴はフォーマル系(冠婚葬祭用)の場合が多くありませんか?あるいは大切にしているゆえにあまり履かない靴ではありませんか?
つまり、あまり履く機会がない靴!
箱にしまいこんで履かなくなった靴!
下駄箱に入れっぱなしの靴!
ある日履こうと思ったら体験してしまった!ですね。そうです。履いた回数はまったく関係なく、新品同様も関係なく、一定の条件のもと一定の状態で保管してしまうことが原因となります。
現在発砲ウレタン性は底材の主流です。クッション性と対磨耗性にすぐれているということで・・・・
ですからそこをきちんと理解していただき、必要がない場合でも箱から出して虫干しとでも言いますか、自然状態に戻すことも適時実施してみてください。簡単に言いますと玄関口に出しっぱなしです。風を受け・雨がふれば湿気を吸いとまさに自然になじんだ状態です。でも、たまにはほこりは取ってクリームも塗ってくださいね。下駄箱に収納している場合も扉を開け風通しを良くすることを心掛けてみてください。
本来一番良いのは適度にローテーションと思って履くことです。歩くことで曲げたり・伸ばしたり・体重がかかることで縮んだりとするこで素材が適度に刺激をうけることになり、復元力が維持できます。ですから、靴は履くことでかかとは減りますが寿命は伸びると言います。
*輪ゴムを例にすればポスターなどを丸めてとめておくといつの間にか劣化して切れ・紙に固まっていることがあります。逆に使ったり休ませたりしている輪ゴムは長持ちします。
というわけで、
靴は履いてあげることですね!
くたびれたと思ったらクリームを塗ってメンテナンス!
少し休ませてあげてまた、履いてあげる!
この繰り返しを是非実行してみてください!
きっと大切な靴が長持ちしますよ!!!!!
気に入って買い求めた靴です。
履いてあげてなんぼです。
履きくたびれてだめになったら勲章です。いっぱい履いてあげてください。
捨てるときは靴に感謝ですね!![]()
おじさん店長でした。また・・・・・
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